「きづつき」を「きづき」に変えて
愛する人に愛されていないと感じることは本当につらいことです。
しかし、私たちはしばしばこの様なつらい経験をしてしまいます。例えば、その大きな一つに両親からの愛を感じられず、その『きづつき』がいやされないまま、大人になってからもさまざまな生きにくさを感じ続けてしまうというものです。このような人たちのことをアダルトチルドレンといいます。アダルトチルドレンとは、機能不全の家庭で育った人たちのことをいいます。
機能不全の家族とは、身体的・精神的虐待を受ける、両親のけんかが絶えない、過大な期待をされる、世間体を気にしすぎる、よく怒りが爆発する・・・など、要するに子供が安心して暮らしにくい家庭といえます。子供としては、そこでしか生きるすべがないので自分をその基準に合わせようとして生きます。
そして、本来の素晴らしい価値=その人らしさは消えていくようです。また、その心に支配されるかのようにさまざまな生きにくさを感じ続けてしまうのです。 例えば、子供の頃に「自分は大切な存在だ」と感じられずに育った人は、その後も人間関係がうまくいかないということがしばしば起きます。なんとかしたいと思っても、「自分なんていてもいなくても一緒」あるいは「愛されていない」等の思いが強く深くあるので、親しい人間関係から自ら身を引いてしまうといったことが起こります。そして、ますます自分はダメな人間だといった自己嫌悪にさいなまれます。このような方は、自分の過去を受け入れ、自分を許してください。そうすることによって現実はよい方向へ向かうといえるようです。『きづつき』は時に心をかきみださせますが、言い換えれば、自己の成長へのチャンスでもあります。
「知らぬが仏」という言葉もありますが、逆に『きづつき』を『きづき』に変えられたなら、それは自分にとってなくてはならない、宝物になることでしょう。













